publish : 2022/08/20
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予感。
見ることもふれることもできない、言葉にするのも難しい、でも確かに「そう」思うこと。

『ヲアケル』という雑誌があります。

日の光、芽ぐんだ緑、裸足で歩く板張りの床。のような。
聞くともなく聞こえてくる微かな話し声のような。
人の手から手へと渡ってきた古い椅子に体をあずける瞬間のような。
まどろみのような。衣擦れのような。ホットミルクのような。

はじめてなのに、ずっと知っているような。

「予感」をテーマにしたインディペンデントマガジン。
それが『ヲアケル』です。

場所、人、服、すべてを一貫したまなざしで見つめ、切りとる。
言葉をすこし添えて、でも余白はぬり潰さないで。
親密な、それでいて背すじの伸びる、心地よい雑誌です。

このたび、2022年7月発刊の
『ヲアケル Issue:02 - あわをまとう』
で、ほんの少しお手伝いをさせていただきました。
経験の機会をくださったヲアケル準備室の北川さん、ありがとうございます。
関係者各位も大変お世話になりました。

1冊目はいち読者だった『ヲアケル』、2冊目も半ば読者の気持ちで、刊行を嬉しく迎えました。
この先の何冊目までも、ずっと楽しみにしています。

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